内容証明は必ず書留で送ります。
書留だと郵便物を預かった時点から配達されるまでの保管記録が残されますし、郵便物を紛失してしまっても損害賠償をしてくれます。
しかしながら、内容証明郵便は、いつ、どんな内容の手紙を送ったかを郵便事業株式会社が証明してくれるものであって、相手が受け取ったのか、受け取ったのであればいつ受け取ったのかまでは、差出人にはわかりません。
送った日付の証明という効力、もしくは心理的なプレッシャーという効力のどちらを考慮して送るにしても、こちらの意思が確実に先方に伝わる、つまり相手に受け取ってもらえなければ、内容証明のの効力が減じてしまいます。
そこで、配達証明付で内容証明郵便を送る必要があります。
配達証明とは、郵便物がいつ配達されたのかという事実を証明してくれるサービスです。配達証明付で内容証明郵便を送った場合は、後日、差出人宛に「○○年○○月○○日受取人に配達されたことを証明します」という記載のある郵便配達証明書が届きます。
この証明書は内容証明郵便がいつ受取人に配達されたかという証拠になりますので、大切に保管しておきます。
配達証明の加算料金は300円です。
もし配達証明を付けずに送った後でも1年以内であれば、配達証明を請求することも可能で、その際の料金は420円になります。
また、急ぎの場合は速達で出せば通常よりも早く届きます。