電子内容証明郵便についてまとめてみました。。

ヘッダー背景

電子内容証明郵便とは

電子内容証明とは、郵便局へ出向いて手続をしなくても、インターネットを通じて差し出すことのできるサービスです。

電子内容証明を利用するには、下記日本郵政のホームページから利用できます。

「電子内容証明サービス」
http://enaiyo.post.japanpost.jp/mpt/

電子内容証明郵便の概要

差出人は、パソコンのMicrosoft Word、Just System 一太郎などのワープロソフトを用いて作成し、それをインターネットを通じ送信します。

受け付けた郵便局が電子内容証明の証明文、日付印を文書内に挿入し、差出人宛て謄本、受取人宛て原本を自動印刷します。

その後、自動封入封かんを行い、1通を受取人に、1通を差出人に郵便配達員が配達します。

電子内容証明郵便のメリット

● 24時間受付で、郵便局に行く必要がありません。

● 差出された電子内容証明の文書は、自動的に3部作成され、封筒もシステムで用意されたものが使用され、宛名は自動作成し、自動で封入・封かんされますので、封筒を用意したり、事前の準備の手間がかかりません。

● 差出人の印章も不要

● 完全同文内容証明、不完全同文内容証明にも対応しており、どちらを選ぶかの選択もでき、複数の受取人宛てに同一の文書を簡単に差出すことができます。

● 一度に100通まで差出すことができます。
事前に複数の電子内容証明を作成し、一括で差出すことができ、料金も個別で差出すよりも安くなります。

● 通常の内容証明郵便では、1行20字、1枚26行等の文字制限がありますが、電子内容証明では文字数が緩和されます。
ただし、余白、最小文字ポイント、最大ページ数の規定がありますのでご注意ください。

電子内容証明郵便の注意点

電子内容証明サービスは、国内のみのサービスで、海外への郵便の送付、海外からの郵便の送付はできません。

作成にあたってのポイント

文字ポイントサイズ
10.5ポイント以上450ポイント以下で、1行20字以内という制限はありません。
用紙サイズ
A4判縦置で横書きか、A4判横置で縦書きかのいずれか。
余白
A4判縦置で横書きの場合、全ページ上左右に各1.5㎝以上、下に7㎝以上、A4判横置で縦書きの場合は、全ページ上下右に各1.5㎝以上、左に7㎝以上の余白が必要です。
文字等の制限
外字は使用できず、装飾は太字や斜体のみ使用できます。
その他、図や表も使用できません。
用紙の枚数
最大5枚まで

電子内容証明郵便の利用料金

利用料金は、「利用者登録」の中で、クレジットカードで支払う方法と、料金後納で支払う方法があります。

(1)基本料金 80円

(2)電子郵便料金
  通信文用紙1枚目 15円
  通信文用紙2枚目以降 5円

(3)内容証明料金
  本文1枚目 365円
  本文2枚目以降 343円
  同文内容証明 原本2通目以降 本文1枚目 200円
  同文内容証明 原本2通目以降 本文2枚目以降 200円

(4)謄本送付料金
  通常送付 290円
  一括送付 480円

(5)書留料金 420円

(6)配達証明料金 300円

(7)速達料金 270円