郵送する際の封筒についてまとめてみました。

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内容証明郵便の封筒

内容証明郵便を出す際の封筒も特に決まりはありません。

むしろ、内容証明郵便用の封筒というものは特に無く、一般に市販されている封筒を使います。

普通の手紙と同じように、表面に受け取り人の氏名と住所、裏面に差出人の氏名と住所を書きますが、本文に記載したものと同じ氏名と住所でなければなりません。

例えば、親と同居の人物宛てに対し差し出す場合、いくら世帯主が親であっても、封筒に書く宛名は親ではなく、直接の受取人の氏名を記入するということです。

受取人が複数の場合は、本文の受取人欄に連名で記載していても、封筒にはもちろん連名ではなく、それぞれの受取人の氏名と住所を書きます。

封筒の中には、例えば、借用書や写真など、本文が書かれている手紙以外の資料は入れることはできません。

封筒は、受取人の数だけ用意し、同文の手紙文「受取人の数プラス2通分」とともに、郵便局に持っていきます。

この「プラス2通分」というのは、そのうち一通は郵便局で保管するためのもので、もう一通は差出人の控えとして保管するためです。

封筒の封は、郵便局での手続きが済んでからになりますので、封はせずにそのまま持っていきましょう。